歯磨き粉のフッ素濃度について|鎌倉市の歯医者|医療法人社団Craile 鶴岡歯科医院

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歯磨き粉のフッ素濃度について

■歯磨き粉のフッ素濃度について   おそらく、皆さんもフッ素が配合された歯磨き粉を使用していることかと思います。フッ素はむし歯予防に効果があるので、市販の歯磨き粉のほとんどに含まれているのが現状です。そんなフッ素は、歯科医院の予防処置でも応用されており、濃度の違いについて知りたい方も多いでしょう。そこで今回は、歯磨き粉のフッ素濃度やむし歯予防効果、身体への影響などをわかりやすく解説します。   歯磨き粉のフッ素濃度   歯磨きに使用できるフッ素濃度は、1500ppmまでと決められています。実際、皆さんがお使いの歯磨き粉のフッ素濃度も1450ppm程度にとどまっていることかと思います。この数値だけ見ても、それが高いのか低いのかよくわかりませんよね。そこで参考になるのが歯科医院で受けるフッ素塗布です。いわゆるフッ化物の歯面塗布で用いるジェルには、9000ppm程度のフッ素が配合されています。歯磨き粉と比較すると、かなり高いことがわかります。   歯磨き粉のフッ素濃度はなぜ低い?   歯磨き粉のフッ素濃度が比較的低く抑えられているのは、安全性の問題からです。例えば、市販の歯磨き粉の9000ppmのフッ素を配合して、それを誤って飲み込んでしまうようなことを繰り返すと、少なからず身体に悪い影響が及びます。フッ素塗布は、歯科医師や歯科衛生士といった専門家が施術することから、濃度の高いフッ化物も取り扱うことが許されているのです。   フッ素は基本的に安全   フッ素は、過剰な量を身体の中に取り込まなければ、健康を害することもありません。ですから、フッ素入りの歯磨き粉は、適切な方法で毎日活用することが推奨されます。定期的にフッ素塗布を受けることで、むし歯の予防効果はさらに高まります。   まとめ   このように、歯磨き粉のフッ素濃度は、健康被害が生じない程度に抑えられています。より効果の高いフッ化物応用法を希望されるのであれば、ぜひ当院までご連絡ください。おススメの歯みがき粉のご提案など様々なことで、お口のケアのお手伝いをさせていただきます。
医療法人社団Craile 鶴岡歯科医院
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