鎌倉市、逗子市、藤沢市、茅ケ崎市、葉山町の皆様こんにちは。   マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正とはまったく異なるプロセスで治療が進んでいきます。とくにインビザラインは型取りから治療計画の立案、矯正装置の製作に至るまで、そのほとんどがデジタル化されており、本当にシミュレーション通りに進むのか不安に感じている方も多いようですね。今回はそんなマウスピース矯正のインビザラインで、計画通りに歯が移動していくのかどうかについて、鎌倉の鶴岡歯科医院がわかりやすく解説します。  

▼基本的には計画通りに進みます

  ひと言で「マウスピース矯正」と言っても、日本にはたくさんのシステムが流通しています。その中にはまだ開発されて間もないものもあり、適切な効果が得られない場合もあります。そこで今回はマウスピース矯正の代名詞ともいえる「インビザライン」を想定して、話を進めていきたいと思います。  

◎インビザラインは精度の高いマウスピース矯正

  マウスピース矯正のインビザラインには、「クリンチェック」と呼ばれる専用のシミュレーションソフトがあります。これを使って歯並びのシミュレーションを行い、歯科医師が細かい点を調整した上で治療計画を立案します。そうして立てられた計画を元に、患者さまご自身がマウスピースを適切に装着・交換することで、スケジュール通りに治療を進行することは可能です。実際、鎌倉の鶴岡歯科医院でもたくさんの方がインビザラインで矯正治療を成功させています。  

▼マウスピース矯正が計画通りに進まなくなるケース

  マウスピース矯正も決して万能ではないため、いくつかの原因で計画通りに進まなくなります。とくに以下に挙げるケースには十分注意が必要です。  

◎マウスピースの装着時間を守れない

  インビザラインのマウスピースは1日20～22時間装着しなければなりません。このルールを守れないと、矯正治療が計画通りに進まなくなります。マウスピースの装着状況が極端に悪い場合は、治療期間が延長したり、治療計画を立て直さなければならなくなったりします。  

◎虫歯や歯周病になる

  矯正の途中で虫歯や歯周病になると、それらの治療を優先しなければならず、マウスピース矯正が計画通りに進まなくなります。マウスピース矯正はお手入れがしやすく、従来法と比較すると虫歯・歯周病リスクが低いとはいえ、口腔ケアを怠ることでさまざまなトラブルを招きます。  

◎治療計画に誤りがあった

  インビザラインのマウスピース矯正は、クリンチェックと呼ばれるシミュレーションソフトを使うことで、治療計画を立てることができます。ただし、それはあくまでコンピューターが計算して導き出したシミュレーションであり、実際の矯正では歯科医師が細かく調整を加えなければなりません。その際、経験が浅い歯科医師が担当すると、適切な調整が行えず、誤った治療計画のまま矯正がスタートすることもあるのです。そのため、マウスピース矯正もインビザラインも知識や経験が豊富な歯科医師に任せた方が良いといえます。  

▼まとめ

  このように、マウスピース矯正のインビザラインは、適切な方法で検査・診断を行い、経験豊富な歯科医師が治療計画を立案することで、基本的にはスケジュール通りに進んでいきます。それでも矯正中にはさまざまなトラブルが起こるため、治療計画を変更したり、マウスピースを追加したりすることも珍しくありません。それはワイヤー矯正も変わりはありませんので、それほど気にする点ではないといえます。そんなインビザライン矯正に関心のある方は、鎌倉駅西口より徒歩3分の鶴岡歯科医院までご相談ください。