患者さんの「今」だけでなく、
「将来」もお守りしたい
歯科医院に来院される患者さんの多くは、痛みなどお困りになっている箇所の治療を希望されていらっしゃる方がほとんどです。もちろん、「今」悪い箇所の治療は最優先ですが、プロの目線で拝見しますと、「将来」悪くなるであろう箇所も見極められる場合があります。「将来」のリスクを下げるため、ぜひとも当院のプロにお任せください。
当院から3つのお約束
当院は、今お困りのところの治療だけでなく、患者さんそれぞれのお口の中に潜んでいるリスクを未然に防ぐ「できる限り歯を残す予防歯科治療」に、スタッフ一同全力で取り組んでおります。そのために必要な治療期間・間隔・来院回数をお伝えしておりますので、ご理解いただけますと幸いです。
- 処置後の状態まで、
しっかりと確認する - ご自身では気づきにくいリスクを
しっかり見つけてお伝えする - 診断・治療の精度を高めて、
患者さんのお口の健康をサポートする
歯周病治療とお口の検査で複数回の
通院が必要な理由
「なぜ歯周病治療とお口の検査で複数回の通院が必要なの?」という質問を患者さんからいただくことがあります。当院では、「歯周病治療とお口の検査」を行ってから、お口全体の治療(むし歯治療、補綴治療(入れ歯、被せ物)、矯正治療)を始めることをおすすめしております。それは、これから受けられる治療の精度に大きく影響してくるからです。
歯周病治療
お口の中の細菌はとても厄介で、日常の歯磨きだけでは落とせません。その上、一度治療をしても、約12週間(3ヵ月ほど)で元の量に繁殖してしまうといわれています。歯石(細菌の塊)が付いて歯ぐきが腫れているところは、歯石を除去すると1~2週間かけて歯ぐきに変化が起こります。歯周病ケアで大切なのは、単に歯石を取るだけではなく、 処置後の変化まで細かく確認することなのです。
お口の検査
当院では歯周病治療と並行してお口の検査を実施しております。しっかりと汚れを取り除きながら検査を行うことで、歯と歯の間や、被せ物の劣化による隙間など細かい部分の異常も見つけることができます。複数回の来院(2~4回)は患者さんの貴重なお時間を頂戴することにはなりますが、正確な診断と精度の高い治療を行い、お口の健康を守るためにはとても大切なことなのです。
歯周病治療とお口の検査って
どんなことをするの?
歯ぐきの
状態の検査
ブラッシングの
確認
歯石の除去
レントゲン
撮影
レーザーによる
むし歯検査
位相差顕微鏡
(保険外)
唾液検査
(保険外)
むし歯の検査
むし歯診断装置「ダイアグノデント」で目に見えないむし歯も見つけ出します。レーザーを当てるだけでむし歯の診断が可能ですので、むし歯治療の早期発見・早期治療に役立てています。
位相差顕微鏡(保険外)
口腔内の菌を実際に目で見て推定し、患者さんに合った治療法をご提案いたします。特に歯周病治療は細菌によってアプローチ方法が変わるため、より的確な治療が可能になります。
唾液検査(保険外)
唾液検査では、むし歯のリスクや歯周病の状態、清潔度などを調べます。こうしてお口の中の状態を数値化することで、効率的な治療が行えるようになります。また、むし歯・歯周病のなりやすさや予防方法なども分かるため、お一人おひとりに合った予防プログラムを作成するのにも役立ちます。