歯周病の初期症状から重症化までのサインを徹底チェック|鎌倉市の歯医者|医療法人社団Craile 鶴岡歯科医院

〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町7-8 御成ever3F

access ご予約・お問合せ

ブログ BLOG

歯周病の初期症状から重症化までのサインを徹底チェック

皆さん、こんにちは。鎌倉市の鶴岡歯科医院です。今回は、歯周病の初期症状から重症化までのサインについて徹底解説いたします。歯周病は、患者さんにとって初期段階では気づきにくいことが多く、気づいた時にはすでに進行していることがあります。しかし、早期発見・早期治療を行えば、歯を守ることができる病気です。そこで今回は、歯周病の初期症状や重症化のサインについて、わかりやすくお伝えし、歯周病の症状に関心のある方々に、どのような兆候に気を付けるべきかを説明いたします。

 

▼歯周病の初期症状

歯周病の初期には、次のような症状が認められます。この時に歯周病を自覚して早期に治療を開始できれば、完治させることも難しくなくなるでしょう。

 

【症状1】歯茎の腫れ

歯周病の初期段階では、歯茎が腫れることが一般的な症状の一つです。歯茎に触れた時に柔らかく感じたり、見た目に赤く腫れている場合、それは炎症のサインかもしれません。この段階では、噛み合わせに違和感を覚えることもありますが、痛みが少ないため見過ごされることが多いです。早めの受診が重要です。

 

【症状2】ブラッシング時の出血

歯を磨いている際に出血が見られる場合も、歯周病の初期症状の可能性があります。特に、歯茎の健康が損なわれると、軽い力でブラッシングしても出血が起こります。この症状は、「ただの出血」として放置されがちですが、早期の対策が必要です。

 

【症状3】口臭が強くなる

歯周病が進行すると、口臭が強くなることがあります。口腔内で細菌が増殖し、炎症が広がると、独特の不快なにおいが発生します。お子さんや親御さんから口臭について指摘された場合は、歯周病が原因である可能性も高いため、すぐに歯科で診てもらうことをお勧めします。

 

▼歯周病の重症化のサイン

歯周病が重症化すると、次のような症状がサインとして現れることがあります。

 

【症状1】歯がぐらつく

歯周病が進行すると、歯茎だけでなく、歯を支える骨もダメージを受け、歯がぐらつくようになります。この症状は、特に噛み合わせに異変を感じることが多く、進行が進むと食事がしにくくなることもあります。噛み合わせの違和感が増した際には、早急な治療が求められます。

 

【症状2】歯茎が下がる

歯茎が健康であれば、歯の根元をしっかりと覆っていますが、歯周病が悪化すると歯茎が後退し、歯の根元が露出するようになります。この症状が現れた場合、冷たい飲み物や食べ物がしみることもあります。放置せず、適切な治療が必要です。

 

【症状3】強い痛みを感じる

初期の歯周病では痛みを感じることは少ないですが、重症化すると歯茎や歯の根元に強い痛みが生じます。特に、噛む際に痛みを感じる場合は、歯周病がかなり進行している可能性が高いです。痛みを我慢せず、早めの対応を心がけましょう。

 

【症状4】膿が出る

歯周病が進行すると、歯茎から膿が出ることがあります。これは感染が進行し、炎症が深くなっている証拠です。膿が出る場合は、すぐに歯科医師に相談し、適切な治療を受けることが不可欠です。

 

【症状5】歯が抜ける

最も深刻なサインとして、歯が自然に抜け落ちることがあります。これは、歯周病が重症化し、歯を支える組織が完全に失われてしまった状態です。こうなる前に、早めの治療を受けることで、歯を守ることが可能です。歯周病を歯が抜けるまで放置していると、全身にも深刻な悪影響が及びかねません。

 

▼歯周病の症状はメンテナンスで早期に発見できます

歯周病の症状やサインは、定期的なメンテナンスを通じて早期に発見できることが多いです。歯科医院での定期検診では、歯茎の状態や歯周ポケットの深さを測ることで、歯周病の初期症状を見逃さずに捉えることが可能です。特に、患者さん自身では気づきにくい歯茎の腫れや出血、口臭の変化も、プロフェッショナルなケアによって早期に発見され、対策が取れます。歯周病は進行する前に治療することが重要で、メンテナンスを怠らないことで、健康な噛み合わせを維持し、お子さんや親御さんにも安心していただける口腔環境を保つことができます。

 

▼まとめ

今回は、歯周病の初期症状から重症化までのサインを鎌倉市の鶴岡歯科医院が解説しました。歯周病は、初期の段階では気づきにくいですが、日常のセルフケアや定期的な歯科検診で早期発見することが大切です。歯茎の腫れや出血、口臭といった初期症状に気を付け、早めに対処することで、重症化を防ぐことができます。特に、重症化して歯がぐらついたり、膿が出たりするなどの症状が現れた場合は、直ちに歯科医院での治療が必要です。鶴岡歯科医院では、患者さん一人ひとりに合った治療方法を提案し、健康な口腔環境をサポートいたします。定期的な検診を通じて、健康な歯と歯茎を保ちましょう。

医療法人社団Craile 鶴岡歯科医院
歯科医師
⇒院長の経歴はこちら