同じ歯が虫歯になるのですが、これは被せ物のせいでしょうか?|鎌倉市の歯医者|医療法人社団Craile 鶴岡歯科医院

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同じ歯が虫歯になるのですが、これは被せ物のせいでしょうか?

「よく考えてみたら、同じ歯ばかり虫歯になっている」というケースは、意外に多いものです。虫歯になりやすい歯には、それなりに原因があるからです。とりわけ、被せ物を装着している歯であれば、虫歯との関連性が高いといえます。  
  1. 虫歯になりやすい歯とは?
  私たちには、上下で28本の永久歯が生えてきます。それぞれ形も異なり、部位に応じて機能も異なるため、虫歯になりやすい歯となりにくい歯というものがあります。一般的に、前歯というのは、虫歯になりにくいです。なぜなら、表面が平坦で、唾液による自浄作用が働きやすいからです。歯磨きもしやすいですよね。上の前歯に関しては、虫歯になることも多いですが、それは例外といえます。一方、奥歯は噛む部分がデコボコとして汚れがたまりやすいため、虫歯になりやすいといえます。  
  1. 被せ物をした歯も虫歯になりやすい
  クラウンなどの被せ物をした歯も、虫歯になりやすい傾向にあります。被せ物は、材質によっては時間が経つと錆びてきて、歯との隙間が生じやすかったり、歯磨きしにくい部分があったりするため、天然の歯よりも虫歯になりやすいです。さらに、被せる前の治療が不完全だと、繰り返し同じ歯が虫歯になりことがあります。つまり、虫歯の部分を取り切れていなかったりすると、被せ物をしっかりと装着することが難しくなります。その結果、被せ物と歯質との間に再感染が起こって、虫歯も再発します。  
  1. 適切なメインテナンスを受けることが大切
  被せ物は材質によっては時間が経つと、お口の中で錆びてきて隙間が出来たり、劣化して穴が空いてしまいます。これは、残念ながらご自身で気づくことはほとんど不可能です。定期的にメインテナンスに通うことで、虫歯が再発する前にご自身では気づけない被せもの劣化を見つけることができます。  
  1. まとめ
  このように、被せ物の歯が繰り返し虫歯になる場合は、補綴物やメインテナンスに問題がある可能性が高いです。そうした治療を繰り返していくと、歯の寿命がどんどん縮まっていくため、要注意といえます。
医療法人社団Craile 鶴岡歯科医院
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