適切な入れ歯の手入れの仕方|鎌倉市の歯医者|医療法人社団Craile 鶴岡歯科医院

〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町7-8 御成ever3F

access ご予約・お問合せ

ブログ BLOG

適切な入れ歯の手入れの仕方

入れ歯の取り扱いというのは、意外に正しく行われていないものです。例えば、入れ歯を装着したまま眠ってしまったり、熱湯を使って入れ歯を洗浄したりと、誤った取り扱い方をしている方は結構いらっしゃいます。ここではそんな入れ歯の正しい取り扱い方やお手入れの方法について詳しく解説します。  
  1. 毎日洗うことが大切
  入れ歯はとても汚れやすい装置です。1日でもお手入れを怠ると、細菌などが繁殖して、非常に不潔な状態となってしまうため注意が必要です。そこで、就寝前にはお口から取り出して、必ず洗うようにしましょう。もしも入れ歯を装着したまま眠ってしまうと、入れ歯だけではなく、お口の中まで不潔な状態となってしまいますので要注意です。  
  1. 熱湯は使わない
  入れ歯は取り外して洗うことができるため、熱湯などで消毒する方もいらっしゃいます。確かに、入れ歯の表面には細菌などが繁殖しているため、煮沸消毒という方法は非常に有効な手段のように思えますが、入れ歯の耐久性を考えるとおすすめすることはできません。熱湯などを使って入れ歯を洗うと、人工歯や人工歯肉の部分が変形して、お口の中に装着できなくなることがあるからです。また、材料自体も劣化してしまいますので、水を使って洗うようにしましょう。  
  1. 義歯ブラシを使って優しく磨く
  入れ歯を磨く際には、専用の義歯ブラシをお勧めしていますが、ゴシゴシと強い力で磨いてはいけません。人工歯や人工歯肉の部分は、レジンという比較的柔らかい素材で作られていますので、ブラシで強く磨いてしまうと、表面に傷がついたり、場合によっては欠けてしまったりすることもあるからです。  
  1. 入れ歯洗浄剤を併用する
  入れ歯のお手入れには、入れ歯洗浄剤を併用することもおすすめします。歯ブラシによって機械的に汚れを落とすと同時に、洗浄剤によって化学的にも洗浄できるからです。その両方でお手入れしていくことで、清潔な入れ歯を保つことが可能となります。  
  1. まとめ
  このように、入れ歯のお手入れ方法にはいくつかのポイントがあります。上述したポイントを参考に、大切な入れ歯を毎日お手入れしていきましょう。鶴岡歯科医院では、入れ歯の材質に合わせて最適な義歯ブラシや洗浄剤をおすすめしております。ご自身の入れ歯に合った義歯ブラシ、洗浄剤については歯科医師又は歯科衛生士に聞いてくださいね。
医療法人社団Craile 鶴岡歯科医院
歯科医師
⇒院長の経歴はこちら