歯磨きというのは、誰もが毎日行っているものですので、改めて何が正しいのかと聞かれると、答えに困ってしまいますよね。おそらく、多くの人は小さい頃に自然と身に付けた習慣ですので、今となっては無意識にブラッシングしている人が大半かと思います。けれども、歯磨きというのは、正しい方法でブラッシングすることで、虫歯や歯周病の予防効果が飛躍的に向上させることも可能です。ここではそんな正しい歯磨きの仕方について詳しく解説します。
- ペングリップが基本
まず、歯ブラシの持ち方についてですが、柄の部分を掌でしっかり握るのではなく、鉛筆を持つ形で把持することが大切です。これを専門的にはペングリップと呼んでいます。実際にペングリップで歯ブラシを握ってみるとわかりますが、なかなか強い力でゴシゴシとは磨けなくなるものです。それくらいのブラッシング圧が正しい歯磨きの基本となります。
- 1歯1歯丁寧に磨く
朝の準備で急いでいたり、時間をかけて歯磨きするのが面倒くさかったりすると、ついついブラッシングも雑になりがちです。歯列全体を大きく往復するような形で磨いてしまえば、1分で歯磨きを終えることができます。けれども、それでは歯に付着した汚れをきれいに除去することは不可能です。歯面の汚れをきちんと落とそうとするのであれば、1歯1歯丁寧に、時間をかけて磨きましょう。そうしなければ必ず磨き残しが生じます。
- 磨きにくい部位を自覚する
歯列の中には、磨きにくい部位が存在しています。歯と歯の間や歯と歯茎の境目などがそれにあたります。そういった部位は、もともと磨き残しが多くなりがちなので、それを自覚した上で毎日のブラッシングを行いましょう。
- まとめ
このように、正しい歯磨きの仕方というのは、それなりに時間のかかるものです。力を入れてゴシゴシ磨くのは簡単ですが、それでは磨き残しが多くなり、虫歯や歯周病のリスクが上昇しますので、正しい歯磨きの仕方を習得して、毎日のオーラルケアを徹底しましょう。鶴岡歯科医院では
それぞれの方のお口の中の状態に合わせた歯ブラシをご提案しております。
担当歯科衛生と共に、ご自身のブラッシングのレベルアップ頑張りましょう!!