歯周病の菌が見える位相差顕微鏡について|鎌倉市の歯医者|医療法人社団Craile 鶴岡歯科医院

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歯周病の菌が見える位相差顕微鏡について

■歯周病の菌が見える位相差顕微鏡について   当院では、歯周病の検査に「位相差顕微鏡(いそうさけんびきょう)」という機器を活用しております。特別な精密機器なので、導入している歯科医院は全国でもほんの一握りです。今回はそんな位相差顕微鏡についてご紹介します。   ▼細菌を生きたまま観察できる   一般的な顕微鏡は、観察する対象にさまざまな処置を施さなければならないため、生きた状態を維持するのは不可能です。一方、位相差顕微鏡は特別な機器であり、細菌を生きたまま観察することができます。そのため、患者さまのお口の中にどのような種類の細菌がどのくらいいるのかを正確に把握することができるのです。   ▼歯周病のリスクを判定できる   位相差顕微鏡では、お口の中に生息する細菌の種類や数を調べることができるので、歯周病のリスクを判定することも可能です。歯周病のかかりやすさは個々人で大きく異なるため、そのリスクを知っておくことは予防歯科において極めて有益であるといえます。   ▼歯周病のリスクに合わせた治療・予防処置   患者さまのお口の中に生息している歯周病の種類や数が判明すれば、最適といえる治療法や予防処置もわかってきます。つまり、位相差顕微鏡で用いて歯周病検査を行うことで、オーダーメイドの予防プログラムを組むことが可能となるのです。ちなみに、位相差顕微鏡の映像は患者さまご自身にも確認していただけるため、口腔ケアや治療へのモチベーションアップにもつながりますよ。   ▼まとめ   このように、位相差顕微鏡は細菌を生きた状態で観察できる素晴らしい精密機器です。当院であれば、そんな位相差顕微鏡を活用した歯周病菌検査が可能となっておりますので、関心のある方はお気軽にご連絡ください。歯周病を予防したい人はもちろん、もうすでに歯周病にかかっている人も、位相差顕微鏡による検査は極めて有用です。
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