インビザラインのアタッチメントがとれた!対処方法を鎌倉の歯科が解説
鎌倉市、逗子市、藤沢市、茅ケ崎市、葉山町の皆様こんにちは。
インビザライン矯正では「アタッチメント」という特殊なパーツを使用することがあります。歯の表面に設置する“突起物”なのですが、何かに拍子にとれることも珍しくありません。インビザラインを始めたばかりの人は、そんな時にどうすれば良いのか迷ってしまいますよね。今回はそんなインビザラインのアタッチメントがとれた時の対処方法を鎌倉の鶴岡歯科医院がわかりやすく解説します。
▼まずは主治医に連絡しましょう
インビザラインのアタッチメントは、マウスピース(アライナー)ほど重要なものではありません。あくまでオプションであり、その一部がとれたからといってすぐにつけ直さなければならないということもないのです。ただ、アタッチメントがとれた数や部位によっては、早急に対応しなければならないこともあるため、まずは主治医に連絡しましょう。その際、どこの歯のアタッチメントがとれて、今現在、何番目のマウスピースを使っているかを伝えることで、医院側も迅速な判断が下せます。
▼そのまま放置するケース
アタッチメントがとれたことを主治医に伝えた上で、そのまま放置してもいいという指示が出ることも珍しくありません。アタッチメントはあくまでオプションであり、常に完全な状態でなければならないということもないのです。この点はワイヤー矯正におけるマルチブラケット装置との大きな違いですね。ワイヤー矯正の場合は、ひとつでもブラケットが外れると、矯正装置全体に影響が及ぶことから、アタッチメントとは対処法が異なります。
▼アタッチメントをつけ直すケース
アタッチメントが外れた部位や数、矯正治療の進行状況によっては、アタッチメントをつけ直さなければならないこともあります。多くの場合は、次回の来院時につけ直しますが、例えばそれが2ヵ月後の場合は、あまりにも期間が開きすぎるので、直近で予約を入れることになるかもしれません。そこは主治医の考え方によって異なります。
▼アタッチメントがとれる原因は?
アタッチメントはレジンで作られた突起物で、一般的な詰め物や被せ物ほどしっかり接着されているわけではありません。その役割を終えたら撤去することを前提に設置するため、極端に強い力がかかると外れてしまいます。具体的には、硬いものを噛んだ時ですね。インビザライン矯正では、食事の際にマウスピースを取り外すため、アタッチメントがむき出しのまま食べ物を噛むことになります。その際、おせんべいやリンゴなどの硬い食べ物を強く噛むことで、アタッチメントに圧力が加わって歯面から脱落するのです。
また、口腔ケアが不十分だとアタッチメントの周りに汚れがたまり、レジンの劣化を早めることがある点にも注意しましょう。その他、誤った方法でマウスピースを着脱していたり、噛み合わせが深かったりするなどの理由でアタッチメントがとれることがあります。
▼まとめ
今回は、インビザラインのアタッチメントがとれた時の対処法について、鎌倉の鶴岡歯科医院が解説しました。何かの拍子にアタッチメントがとれたら、まずは主治医に連絡するのが基本です。連休中で通院している歯科医院に連絡が取れない場合は、それほど焦る必要はありません。連休明けに連絡をしてから指示を仰いでも十分間に合います。そんなインビザライン・アタッチメントについてさらに詳しく知りたい方は、いつでもお気軽に鎌倉駅西口から徒歩3分の鶴岡歯科医院までご相談ください。
医療法人社団Craile 鶴岡歯科医院
歯科医師
鶴岡 淳
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