サラサラの唾液とネバネバの唾液について|鎌倉市の歯医者|医療法人社団Craile 鶴岡歯科医院

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サラサラの唾液とネバネバの唾液について

■サラサラの唾液とネバネバの唾液について   皆さんの唾液はサラサラしていますか?それともネバネバしていますか?唾液の性質は人によって異なりますし、実は時間帯や体調によっても変わってきます。唾液がどのような状態にあるかは、お口の健康にも深く関わってきます。そこで今回は、サラサラの唾液とネバネバの唾液の違いについてわかりやすく解説します。   ▼唾液には2つの種類がある   唾液は、漿液性(しょうえきせい)と粘液性(ねんえきせい)の2つに分けることができます。サラサラな唾液を漿液性、ネバネバな唾液を粘液性といいます。お口の中の汚れを洗い流す作用は、漿液性唾液が優れています。流動性が高く、自浄作用が働きやすいからです。一方、ネバネバの粘液性唾液にも重要な役割があります。それは、粘膜の保湿や保護です。   ▼ネバネバの唾液は緊張している証拠?   ネバネバした唾液は、緊張している時やストレスを受けている時に分泌量が増加します。そうした状況下では、お口の中が傷つくリスクも高いため、粘液性の唾液で保護する必要があるのです。そのため、唾液がネバネバしているからといって、デメリットだけを被るわけではない点に注意する必要があります。   ▼口腔乾燥によるネバネバ   お口の中がネバネバしている場合、粘液性唾液が多く分泌している以外にも、口腔乾燥が原因となっているケースがあります。最もわかりやすいのが朝、目覚めた時ですね。起床直後は、お口の中がネバネバしている人が大半かと思いますが、それは粘液性唾液による影響ではなく、口腔乾燥が主な原因となっています。そうしたお口のネバつきはデメリットしかないため、できる限り改善する必要があります。とくに口呼吸によって口腔内がネバネバしているのであれば、鼻呼吸に移行しなければなりません。   ▼まとめ   このように、サラサラの唾液とネバネバの唾液には、役割に大きな違いがあります。単にお口がネバついている場合は、口腔衛生状態が悪くなっているので早急に改善しましょう。
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